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2007-12-31

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 結局今年も大晦日になってようやく大掃除に手をつけた。当然、自分の身の周りの片付けだけで手一杯なものだから、家の大掃除新年の準備は例年通り両親に任せっぱなし。いい歳をして何とも役に立たない娘だ。

 今年の後半は、来年1月にある写真展の準備でギリギリまで慌しく過ごした。内輪レベルのこぢんまりとしたグループ展ではあるのだけれど、人様に見ていただくものを作るとなるとやはり何かと神経を遣う。写真を選ぶところから始まって、紙探し、プリント、展示方法と、あらゆるところで迷ったり悩んだりで、作業はなかなか思うようには進まなかった。作業途中での何度かの方針変更や失敗があり、考えるのも嫌になって何日か放置し、これではいけないと疲れた体と頭を無理に動かし、あまりの眠さに手元が狂ってまた失敗し・・・。そんなことを繰り返しながらも何とか形になって、つい先日ようやくギャラリーに展示してきた。

 稚拙な部分はたくさんあると思う。私自身、心残りな部分もいくつかある。それでも今の私にできることをやりきったという達成感の方が大きくて、それは私の気持ちを思った以上に前向きにしてくれている。

 今回思うようにならなかったことは、きっとこの次に役立ててみせる。人より時間がかかっても人より小さな一歩でも、何とか前へ進んでみせる。恐らくこの次はもっと大きな躓きが待っているのだけれど、今はそれに気づかないフリをしてやり過ごそう。この気持ちを保ち続けるために。

 何とか形だけの大掃除を終えた頃、父が私の写真を貸せと言ってきた。写真展に出展する7点を2L版1枚にプリントしたものを前に作っていて、それを覚えていた父が額に入れて飾ると言い出したのだ。小さなその写真はマット付きのすっきりとした額に納められ、リビングルームの壁に掛けられた。何となく照れくさい、けれど誰もが楽しげな良い大晦日の夜になった。

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