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2007-07-22「ぼくブログ嫌いなんです。」:彼がブログを嫌いだという二、三の理

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ブログ - Wikipedia -



◆『ブログ大国』

 7/19 配布号の 『』 に 「世界のブログのなかで日本語がダントツ1位! その理由は?」 という記事が掲載されていた。

 ブログ検索会社のテクノラティ(米)の調査によると、世界には約7000万のブログが存在し、1日あたりの投稿数は150万。そしてそのうち、日本語のブログ投稿数は全体の37%を占めていたという。2位は英語で36%。これはスゴいことだ。世界で一番ブログが書かれている国は、日本なのだ。

 とのこと。どうやら、日本は 『大国』 のようだ。

 記事によると、投稿数が多いのは、携帯電話で投稿できることが大きな要因のひとつではないかとの見解が。

 やっぱり、、なのだ。

  や 『』 等が流行した (している) のも、日本独自のケータイ文化にマッチしたという見方があるが、さらになるほどと頷けるようになった。



◆「ぼく、ブログって、嫌いなんです……」

 で、掲題の件。

 ちょっと以前の話になるのだが。会社の同僚で、変わった男の子がいた。といっても、年齢を聞いたことがない為、実際に幾つなのかは分からないが、おそらく20代後半くらいであろうと思われる。 『』 と呼べるような年齢ではない、ということは百も承知だが、子どもじみたところのある人だったので、私の中では、『男の子』、に違いなかった。

 昼食に誘われたので、なんとなく、一緒に食事をしたのだが、非常に気難しい人で。どうも会話が弾まない。気心の知れていない人との沈黙というものが耐えられない私は、気を遣って、当たり障りのないような話題やら興味のありそうな話やらをふってみたりして。誘われたほうの私がなぜ、こんなに気を遣わなきゃいけないのか? わたしゃ、ホステスか、と、だんだん腹立たしくなりつつも、いっしょうけんめい、話しかけたり。

 途中、なぜか、ブログの話題となり、私が、

「ああ、そういえば、わたしも以前はブログ (このブログではないブログ) をやっていて、更新するのが大変でしたけど、楽しかったですよ」

 と言ってみたところ、突然、まるで、ふいにゴキブリでも見てしまったみたいな、ひどい嫌悪感をありありと示して、

「ぼく、ブログって、嫌いなんです……」

 とのたまった。

 これまでいろいろヘンな人と出会って、いろいろ話をしてきたが、そのときは、ひさしぶりに、目が点になる、という失態を晒してしまい、そのことが悔やまれる私である。



◆「ブログなんてくだらない」

 さて、一瞬、目が点になってしまった私であるが、これだけブログというものが普及している中で、「ブログが嫌い」 だとのたまう人というのは、逆に興味が湧いてくる。

 気を取り直し、ブログの何が嫌いなのか、なぜブログが嫌いないのかを問うてみた。

 彼曰くは、こうである。

「だって、ブログなんて、くだらないことしか書いてないじゃないですか」

 彼の言う 『くだらないことしか書いていないブログ』 というのは、いったい何を指すのか。 推測の範囲でしかないが、おそらく、冒頭の R25 の記事でも触れたように、携帯電話からの投稿、いわゆるというものが敷居を下げたことで、個人のつぶやき、独り言、私的メモ、のようなものが増えたように思うのだが、もしかすると、その、日常のなんでもない 「つぶやき」、それのことを指しているのかもしれない、と思った。

 ここで断っておくが、モブログで投稿されたものがすべて 『くだらない』 と言っているわけではないし、「つぶやき」 すべてが 『くだらない』 と言っているわけでもないので、ご了承のほどを。

 膨大な数の 「つぶやき」 のなかには、やけに心に残るもの、ひっかかるものがあったり、思わずぷっと吹き出してしまうものがあったり、心なごむような一場面が想像できるものがあったりして、たまに覗いてみると楽しいものである。 また、友人・知人のブログを読んで、なんでもないつぶやきから近況が分かり、安心する、なんてこともあるし、自分の贔屓にしているミュージシャンや芸人さん、作家さん――まあ、いわゆる著名人のブログを読んで、ちょっとしたことでも更新されているとうれしかったりすることだって、あるのだ。

 彼が言っているのは、おそらく、暇つぶしがてらに書き込まれた、一、二行の、


「おなかすいた。

おにぎり食べたい」

とか

「これからバイト。だりー」

とか

「今超ヒマー。だれか遊んで」


 というような、インターネットという全世界に開かれた場に発信するには、あまりにも個人的すぎるような短文のことを指しているのかもしれない。 携帯電話で文字を入力するのは大変なので短文になりがちだし、画面が小さいから一、二行でもそれほど情報量が少ないという気がせず、ついつい、短い 「つぶやき」 をポストしてしまうのかもしれない。 そういう意味で携帯電話での投稿を例に出した。

 あるいは、彼の言うところの 『くだらないブログ』 とは、ネットで検索すればすぐに出てくるような情報をそのまま垂れ流しているようなもののことであろうか。 確かに私も、こういうブログを読みに行くことはほとんどないが……。

 しかし、それらは、多数あるブログのなかの一部分であって、ブログの全てではない。もし、それだけで 『ブログなんてくだらない』 と決めつけているとしたら、あまりにも短絡的すぎはしないだろうか。

 これだけブログというものが普及するようになったのは、もちろん、開設・投稿しやすい環境が整ったことが原因の一つとして挙げられるが、やはり、『おもしろいブログ』 がある (あった) からこそ、それらに牽引され、認知された為ではないかと思うのである。



◆玉石混交

 インターネットにおける情報発信のひとつとしてブログという形式が流行している今、玉石混交となっているのは事実だろう。 しかし、それは、ブログに限ったことではない。 音楽にしても、文学にしても、なんにしても、人気のあるもの、ジャンルはそうなってしまうのは仕方のないことではないか。

 たとえば、今、音楽には、細分化されたさまざまなジャンルがある。 ポジティブ・パンク、ポストモダン・ポップ、エレクトロ・クラッシュ、ジャーマン・プログレ、フレンチ・ボッサ、カリビアン・ビーツ、等々、もはやワケが分からないが……。 いろいろな音楽を聴いていく中で自分の好きな音楽がだんだん、分かっていく。 そして、そのジャンルの中でも特にじぶんのお気に入りのアーティストというものが分かってきて。 自分はこういう音楽がすきなのだ、聴きたいんだ、という意識でいると、自然とそういった音楽が、向こうからやって来るものである。 ――これは私の持論である。 注意深く、耳を澄ませていれば、自分の好きな音楽というものが、自然と聴こえてくるものなのだ、と。

 本や映画なんかもそうで、自分の好きなもの、というのを意識していれば、自然とそういうものに出会うようになっているのである。

 だから、もし、彼が、本人のいうところの 『くだらないブログ』 しか目にしたことがないとするなら、それは、


「アナタ自身がくだらない日常を送っているのだ!」


 なあんて言ってみたくなったり、ね。

 人それぞれだから。 『くだらない』 からと読まない選択をするのは、その人の自由だ。 もしかすると、何か他の 『くだるもの』 に情熱を傾けているのかも?

 でも、『ブログなんてくだらない』 という言い草をするよう彼が、やっぱりヘンだ、と記事に書かずにはいられなかった。

 もっとも、この後さらに 『ヘン』 な発言をされるのであるが……。



◆「プロじゃない人の書いたものなんて、読む価値がない」?

 以降、『後編』 にて。











 ※先日の記事、「声をあげよ。:MAKE SOME NOISE 」 にてご紹介した iTunes Store の 『Instant Karma: The Amnesty International Campaign to Save Darfur』 は iTunes 限定のオリジナル商品であることに後で気がつきました。

(CD商品の 『Make Some Noise: The Amnesty International Campaign To Save Darfur』 よりも6曲多い、全34曲入り。それでも高いと思うけど、ね……)

 訂正してお詫びいたします。




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- a kind of serial novel -

[“FOR GET”(フォー・ゲット)]

http://d.hatena.ne.jp/bluescat/




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照2007/07/30 12:28後編マダ?(^^)

bluescatbluescat2007/08/02 00:16照様、こんばんは。
先週末は、FUJI ROCK FESTIVAL に行っていた為、記事を書くのが遅くなりました。(嘘です)
後編へ続く……などと大風呂敷を広げてしまって、後悔の念に苛まれながら、なんとかアップいたしました。
ご一読いただければ幸いです。

ショボンショボン2013/01/31 17:39ブログがくだらないというか、悪口・罵詈雑言・スパム・コピーばかり書き連ねたブログがあまりに多すぎるのです。