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2007-01-20

[]ブログ・バトル・ロワイヤル投票 11:54 ブログ・バトル・ロワイヤルに投票 - 狂人花畑番外地 を含むブックマーク はてなブックマーク - ブログ・バトル・ロワイヤルに投票 - 狂人花畑番外地 ブログ・バトル・ロワイヤルに投票 - 狂人花畑番外地 のブックマークコメント

困った。実に困った。

該当作品なし、ということも途中考えざるを得なかった。

結局テーマである『陥穽』の本質を捉えているかどうか、というところで、この2作品を選んだことになる。

『浄土』『人殺しの血』

簡単ではありますが2作品を選んだ理由を。

『浄土』は、やはり筆力を考えると選ばないわけにはいかない。ただもっとしつこく書いて欲しかったという気持ちはある。主人公が取り込まれてしまうもうひとつの世界と現実とが、終焉に向かってもう一回転くらいは狂気を帯びつつ交錯してほしかった。

『人殺しの血』は、この手法で描かれるべきものではなかった。残念です。これがもし小説という手法を選んで書かれたものであったなら文句ナシということになったのではないか。今回は文章から立ち上る気、というところで、他を選ぶわけにはいかなかった。

他の作品についての批評は27日の投票最終日を過ぎてから載せます。

[]アグリコさんの作品 20:52 アグリコさんの作品 - 狂人花畑番外地 を含むブックマーク はてなブックマーク - アグリコさんの作品 - 狂人花畑番外地 アグリコさんの作品 - 狂人花畑番外地 のブックマークコメント

【回遊魚】を是非、読んでいただきたい。

コンポラG企画作品であるid:agrico【スッタニパータ】は正しいことだらけなのになぜか私の胸を打つことがないのだった。それは生身の人間葛藤というものが匂いをもって描かれてはいないからだろう。

のちにC-U本体に載せられたこちらの作品にこそ、心に響くものがあった。

回遊魚という言葉が【スッタニパータ】の中で使われている。そこから派生した、できることなら触れたくない、そっとしておきたい自身の追憶のようなものが、作品に生まれ変わったように思われる。私はそちらの方を強く推したい。人の強さと弱さ、男と女という性の或る一時期の隔たり、憧れと諦め、純粋さゆえの断絶、といったさまざまな局面が鮮やかに描かれていると感じた。

どなたでもいい。読んでいただきたい。

とても痛い。痛くて痛くて、遠く、美しく、愛おしい。

agricoagrico2007/01/21 10:48あまり褒められると照れますが・・・
でも嬉しいです。あくまでフィクションではありますが、硬く、狭く、何事にも至らず傲慢で、しかし哀しいほどに純粋だったあの頃の自分の幾らかでもを表わせているのではと初めて思うことのできた作品でした。C-Uに名を連ねてよかったと、今更ながらに思います。
でも正直なところを言うと、「読み物」として書いた「回遊魚」よりも「スッタニパータ」の方が、自分としては数等倍も内容が濃いものではあるのです。如何に自分の思想を平易に伝えるか、があのエントリーのすべてでした。それは幾つもの意味で、自己達成度が大きいほどに「面白くない」ものになるという性質を持っています。しかしそれをアップした時点で、私自身の本来の意義は達せられたものではあるのですが。
どうもありがとう。これからの創作の力強い励みになります。

h_cath_cat2007/01/21 11:51私は臍曲がりなので、思想的なもの哲学的なものについて書かれた文章に出会うとつい、それならばそのもの自体を読んだ方がよいと思ってしまうタチなのです。実際、第28刷発行のセピア色した中村元:訳の文庫が家にありまして、頁を捲りながらアグリコさんの書いたものを読み直してみたりもしました。あなたが書かなければ私はこの本を開こうという気にならなかったでしょう。ですので、やはり私にとっては面白い面白くないという以前に、読むべきものであったことに変わりはありません。さまざまな疑問なども含めて、伝わる人には伝わったと思います。
『回遊魚』は、なんといっても、わからない人にも伝わります。確実に。笑
それが小説の素晴らしさであり、恐ろしいところでもあると思います。ブログ界を見てみて下さい。有名ブロガーであればあるほど『作品』としての自分の読み物を晒すことに畏れを抱いている。または、敢えてそれをしない。地味ではありますが、C-Uにはそれなりの覚悟をもって書き、表している、という強みがあるかと思っています。これからも書いていきましょう。

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