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狂人花畑番外地 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2007-04-06

[]ツバメの朝 11:08 ツバメの朝 - 狂人花畑番外地 を含むブックマーク はてなブックマーク - ツバメの朝 - 狂人花畑番外地 ツバメの朝 - 狂人花畑番外地 のブックマークコメント

ドアをあけたら、

ぼくの目のまえをツバメが横切っていった

今年はじめてツバメをみたのが今日だってこと

その日付をぼくは胸に焼きつけようとしたけど、

今日が何日なのか思い出せなかった


わかっていることは、たったひとつ

ぼくが見るすべてのことは

きみがもう先に見てしまってるってことだけ

時間を横切る燕尾服も、

花びらを濡らす細かな雨粒も、

憂鬱な夜に部屋の片隅であくびをする猫も、

なにもかも、ぼくより先にきみは見てしまっている


あたらしいことを教えてあげたいけど

そんなものはきっと、どこにもないよ

ぼくが見たすべてのことは

きみが見たすべての反復でしかない

だからぼくはきみに聞くしかないんだ

きみとぼくが共有できるたったひとつのこと


ねえ 今日は何日だ? 何曜日なんだ?

MM2007/04/06 16:24中島みゆきに「つばめよ高い空から教えてよ」という詞があるけど、ツバメはもっとも低くを飛ぶ鳥だった。でも高い空を飛ぶツバメについてその詞は教えてくれた。それと同じで反復なんてない。いつでもきみが最初に見て、ぼくに教えてくれる。ぼくが、ことし初めてツバメを見たときのことをきみが思い出させてくれるんだ。

h_cath_cat2007/04/07 03:06ぼくは自分の喉元と額が紅いことを知らなかった。きみはその尾羽が誰よりも美しいことを知らなかった。そしてぼくときみは、ある無彩色の朝、互いの胸の澄んだ白を見つめ合った。ぼくが教え、きみが教えてくれながら、交互に高く舞い低く飛び、日付の在処を知らぬまま海を渡った。

h_cath_cat2007/04/07 03:08Mさん、[そうさく]に付き合っていただき、ありがとうございました。私には見えない景色を、あなたの言葉はいつだって見せてくれています。

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