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狂人花畑番外地 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2009-07-31 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

いってらっしゃい可愛いひと。プールへ出かける子どものバッグには無意識希望ひらひら手をふる後ろ姿の日なた色した生え際と細い首筋、しっかりと地を踏みしめるアキレス腱未来は果たせぬ邂逅と同じ過去

おかえりなさい可愛いひと。水の匂いを運んでくる子ども。遠い昔どこからか漂っていた夕餉の醤油のかおり、この私の鍋の中から。ふっくらと淡い挫折をふくんで煮えた高野豆腐過去既視感に満ちた遠い未来

折れ曲がる素直さは当然のようにきみのグローブをはずれ、陽に乾いた校庭をゆっくり転がっていった。蝉のこえが土砂降りできみの声が聞こえない。聞こえないよ?と耳に手をかざして見せておこう、眩しい顔して。 

屋上へ行きたい。どこかの廃れたビルの。だれか連れてってくれるひと。

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