愚民の唄 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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敵も愚民である

-愚民唯我独尊ごろくより-
 

2006-10-27

namgen20061027

んーと・・、なんかこれね川谷拓三。

[]スタイルとはなにか。1 00:00 スタイルとはなにか。1 - 愚民の唄 を含むブックマーク はてなブックマーク - スタイルとはなにか。1 - 愚民の唄 スタイルとはなにか。1 - 愚民の唄 のブックマークコメント

 唐突なようだが、所詮エントリというものはそういう風に始まるものである。まして愚民界に棲息していればなおのことであり、良心とか責任とか感じることもなく書きっぱなしにすればいいのである。

 さて、前置きはこの辺にして始めたいと思う。

 広辞苑に拠れば。

スタイルとは。

  1. すがた。風采。恰好。
  2. 文体。筆致。
  3. (美術・工芸・建築などの)様式。型。

 ということである。

そして更に進めよう。

文体とは。

  1. 文章のスタイル。語彙・語法・修辞など、いかにもその作者らしい文章表現上の特色。
  2. 文章の様式。国文体。漢文体。洋文体。または書簡体・叙事体・議論体など。

 このことも大方のところで周知のことである。

では更に進めよう。

文体論とは。

  1. stylistics英語圏)言語表現(記載形式・語彙・語法・修辞・リズムなど)の個性的特色を特定の作家・国語(民族)・時代・流派などについて研究するもの。
  2. (stylistiqueフランス語圏)バイイ*1の説では、ある言語の情意的表現手段を研究・記述する言語学の一分野。

 ここまで来るとどうであろうか。おいおい、ソシュール*2かい。やはり構造主義とかラング*3だパロール*4だエクリチュール*5とかの力動記号学*6云々が始まるんじゃないか、という向きはここで読むことを止めてしまうかも知れない。だが私もビギナーとしての一愚民でしかないことを考えて貰いたい。ましてここで、そんなことを書いてみても誰も読むものでもないだろう。ま、関係が無いテーマでもないが気楽に考えていくしか続けようもないことである。

 愚民らしく話を変えながら進めてみよう。さて、髪型や着こなす服に至るまで考えてみるとその人間にとってはそれぞれ意味があるものといえる。ただそれは愚民でしかない者が勝手にそう考えているに過ぎない。つまりこのスタイルというものがその愚民としての唯一の個体を識別している基準みたいになっていると思い込んでいるだけであるということになる。ファッションにも流行があるように改めて考察してみると識別が可能なのかどうかについての疑問を否定することが出来ない。大体が同じ服を着ていることだって普通に考えてもよくあることである。繁華街を歩いて感じるのだが最近の若い女(中年女を含まない)を見てみるとどれがどれであるのかが全く区別つかないようなことがある。なるほどそれはミニ・スカート姿であったり、パンツ・スーツ姿であったり、よくあるジーンズ姿であったりする。そして髪型や髪の色を見るとそれぞれ確かに違う。そして化粧のせいか判別が難しいのだが確かによく見れば顔も違う。これが識別する基準の第一であると云うことも出来る。でも、そのあと、はたしてそうであろうかという疑念も頭を持ち上げるのである。なぜなら部屋に戻りそれらの顔を思い出そうとしても何一つ記憶の中に残っているものが無いからである。言っておくがこれは必ずしも加年齢からきているものだと揶揄することは本論から外れるので意味はもたない。また女は脱がせればそれなりの顔があるではないかという論もあるにはあるがそれは別の機会に書くことになるかと思う。

 このようにしてスタイルの持つ意味は愚民である私にとって様々な疑念を更に持たせてしまうのである。その初歩的というかビギナーというか、そのあたりの事を進めるのが本論の目指すところである。今更何をということになるが、ことスタイルを気にする者として「スタイル」ということは重要なことなのである。

 以降このあたりについて引用多用、言いっぱなしのお気楽愚民として考えてみたい。

20世紀言語学入門 (講談社現代新書)

20世紀言語学入門 (講談社現代新書)

*1:Charles Bally1865-1947スイスの言語学者。師ソシュールの学統を継ぎ、その遺稿・講義録などから「一般言語学講義」を編集・刊行。また、独自の文体論を確立した。主著「一般言語学とフランス言語学」

*2:Ferdinand de Saussure1857年11月26日 - 1913年2月22日フェルディナン・ド・ソシュールはスイスの言語学者。言語哲学者。「近代言語学の祖」と呼ばれる。また、記号論にも大きな影響を与え、後の構造主義の礎となった。彼自身の著書ではないが、晩年の1906年から1911年にかけて、計三回ジュネーヴ大学で行われた一般言語学についての講義を、後にその受講生らがまとめた書『一般言語学講義』がある。

*3:言語

*4:音声言語

*5:書かれたもの

*6:記号発生の場の力の解明。ソシュール理論

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