愚民の唄 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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敵も愚民である

-愚民唯我独尊ごろくより-
 

2006-11-22

namgen20061122

んーと・・、なんかこれね志賀勝。

[]スタイルとはなにか。7 23:54 スタイルとはなにか。7 - 愚民の唄 を含むブックマーク はてなブックマーク - スタイルとはなにか。7 - 愚民の唄 スタイルとはなにか。7 - 愚民の唄 のブックマークコメント

  言葉というものには性(性区別)というものが有るのだろうか。ランガージュという大きな体系の中では有るといえる。しかし書かれた言葉の場合はどうなるのであろうか。たしかに言葉の構造について語ることは難しい。言葉のもつ社会性という方向を抜けたところでシニフィエに依存すればシーニュの構造に言及したスイスの学者*1の論を拾い集めなければならなくなり、それは重要なことではあるが愚民としての任ではない。ただこういう風に簡単に思えばいいだろう。ソシュール研究者としての丸山圭三郎*2が「ソシュールを読むISBN:4000048724」に於いて書いている『コトバと思想は分離できない』ということを頭に入れておけばいいだろう。記号としての言葉の持つ両義性と置き換えてもよい。また我々はかの吉本隆明がそれをさらに深めて指示表出と自己表出という概念にアウフフェーベンし言語を「構造」という呪縛から解き放ち、初めて「芸術的表現」という位相に於いて定立させようとしたことを知っている。つまり言語表現が固有に持つ時間性と空間性の極みで芸術的に花開くということを彼は我々に教えたのである。


 「Error 404 Not Found

 さて本題に立ち戻ろう。noon75氏は「あなたを奪う」で彼が今後も書くであろう文章を以下のように書いている。これは彼が既に書いているであろう創作の分野について意味するものなのかどうかは分からない。それともブログ上において書かれたもの全てをも含むということなのだろうか。たぶん後者であろうと思う。前者については残念ながらその書かれた創作(たぶん小説)を読むことは可能ではない。極めて独白に近い散文仕様の短いものは読めるのだがそれ以外は知らない。また、この論はnoon75氏のエントリ数の多さにより時間系列としては現在に近いものを選んで、尚且つ私の都合のいい一方的な切り取りで行われてる。そういう前提で書かせてもらう。

読みやすい文章、わかりやすいエントリというものがある。

「セックスなんてくそくらえ」はそのようなものを目指さない。

noon75が書き記すのは読解を必要とする文章である。

 -あなたを奪う-

 こう言ってなんだが、最初の三行が彼の言いたいことである。ブロゴスフィアに於いての彼の孤独感と読み手に対しての選別意識を露骨に言っているのである。そしてまたあとに続いて出る「生きる力を与える」のかどうかについても読み手が主体的に感じるものであって書き手にとっては関係ないことである。だがあえて反語的にそう嘯きながら、なおかつ挑発するように書くところに彼がブロゴスフィアに持つ願望も見え隠れしている。このように読み手を幻惑させる術を以って書く手法を私は呪術師といったことがあった。呪術とはおこがましくも言ったのだがそれは彼独特のレトリックに縁取られたスタイルだと思えばいいだろう。だがしかし書かれたものに表現力があれば読み手に「生きる力を与える」ことも可能である。こと文学の世界における表現はそういうものを持っている。彼もそれを信じて書いていることはよく知っている。しかし彼は不幸にも読み手というものを普段においてよく知らされているのである。今わたしは「知っている」と書かずに「知られされている」と書いた。幾度このブロゴスフィアに言葉を放とうが彼の期待していることが返ったためしがないことを彼は知っていて、そう書くのである。それが彼のおかれている愚民界における現在の立場である。何度書いてもその答えには全て空しく感じているはずである。現に取り上げた「あなたを奪う」の「はてなブクマ」についた二人の女性のコメントは以下のようになっている。これはこのエントリに限ったことでもなく、また違った女性であっても大概が似たりよったりでしかない。これは彼の書く言葉が既に性を選んでいるからであり、またそのことによって彼女等は限りなく彼のイマージュから遠ざけられているからに他ならない。

 「はてなブックマーク - あなたを奪う (セックスなんてくそくらえ)

 つまり彼女等は言語が持っている性的疎外が創り上げる像領域を通して彼の世界をみるから本質を見えなくさせられているということになる。たぶん一般的な女(平凡な家庭を営む女)の持つ資質みたいなものによるのだろうと思う。決して笑うものではないがヴァヴァーとしての心根が透けて見えることでもって可愛いと思えばいいだろう。ついでながら男性諸氏はどうなのだろうかということになるのだがこれは言わないことにしておく。なんといっても彼はこう嘯いて見せるのだから。

読者は作者のことなど永遠に理解しないし、その必要もない。各個人それぞれの魂の形に合わせて誤読することが読むということであって、誤読することが読者の特権である。

作者の意図などはフィクションであって、そんなものは存在しない。

だからあなたは好きなように、僕の下劣で下品で愚かなエントリを読むことが許されているのである。

 -Error 404 Not Found-

 彼の言い当てたいことの一つは人間としての自分の姿である。

 「Error 404 Not Found」を読めばそれがよくわかるのではないかと思う。極めて虚構に近い風景を頼りにして彼はそれを書いている。

あなたは何もしてくれなかったじゃない? 父親としての自覚をどうしてもってくれないの? と妻の声が聞こえる。僕は何と答えたのだろうか? 

 -マジックの消えうせた世界で-

 性的な疎外によって彼もまたかって家族という幻想の中において疎外された関係を続けていたのであり、現在という時間の中で生活(家庭)の喪失者となってしまったことを暗示している。まさしくそういう意味では『だが、一度その姿を変えてしまった世界は、もう二度と同じ姿には戻らないのだ。知るとはそういうことだ。』ということになる。そしてそのマジックの消えた世界、つまりブロゴスフィアを抜け出たところにおいて彼は初めて世界と向き合う自分の姿を見るのである。おそらく彼はイマージュが創り上げる世界によってそれを突き崩すことを目指しているのだろうと思える。彼が望むもの、それはまだ我々が見たこともないような言語空間であることは間違いないだろう。

※参照:

  1. 『セックスなんてくそくらえ』 の新着エントリー - はてなブックマークにおけるブクマ。
  2. セくらえ管理部における最終弁当氏へのエントリ。
  3. セくらえ管理部における私宛のエントリ。

追記:

 あえて彼のメインブログにトラックバックは打ちません。それが互いの黙契であるだろうからである。

追記2:

 「大漁節」っていうのかな。それともこのエントリに対応したレスと見ていいのかなぁ。ウホーッ! それにしても釣れているなぁ。 

  1. Error 404 Not Found
  2. はてなブックマーク - 「女性ブロガーに告白されました」の狂気 (セックスなんてくそくらえ)

*1:Ferdinand de Saussureフェルディナン・ド・ソシュール:本論1の*2を参照

*2:1933~1993仏語・仏文学、言語哲学者。

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