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敵も愚民である

-愚民唯我独尊ごろくより-
 

2008-08-05

namgen20080805

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 はてGは久し振りの更新になる。これも怠惰ゆえのことでしかない。表題にもあるようにここ20日間ぐらいの連日の猛暑でそうとう体力が消耗している。特に最近の日々は蒸し風呂地獄みたいで、やはり年は取りたくないものだと痛感している。私の住んでいる富山県と云うところは地形も地勢も北陸三県の中で夏だけは過ごしたくないところだと思われる。高温多湿の見本みたいな地域で富山湾から吹き込んでくる海風によって、ほぼ毎日のように湿度が87%越えとなる。今日から三日間県の食中毒警報とやらが出ている。いったいそんな警報がいつからあるんだよ、ではある。

 なるべく早い時間に床に入りゴロリと横になりながら、段ボールの奥に最近まで埋まっていた本の内のひとつを読み始めている。つまり随分昔に読んだ本の再読というわけである。「昭和46年9月30日第1刷発行-版元北洋社」とあるから私が23歳の時に買った本である。この北洋社が今もあるかどうかは知らない。索引が末尾に12頁ばかり付いていて本体が326頁ある。製本はしっかりしていて布張りになっている。中を開くといきなり線引きやら書き込み(自分が書き込んだもの)やらでぐちゃぐちゃになっていて当時の悪戦苦闘が甦るように見えた。無論そのような本は今に至るまでケッコウたくさんあった。しかしこの本ばかりは前半部で相当手こずり、なかなか後半に至れなかったという記憶が残っている。なにしろ嘗て遭遇したことのない内容が満載であり、その概念を捕捉するのに相当苦労したことを覚えている。

 さて、その本の名は、といわれれば、吉本隆明*1の「心的現象論序説」という。「本論」が最近出たのでそれを読むためにも「序説」の再読が必要だと思ったのである。なにしろ、「本論」のお値段が8400円(公売前の初回本は云万円だった)もするのだから途中で挫折というわけにはいかない。つまりそれではしゃれにもならないのだ。つまりは当時の「序説」での苦労を再体験する為も含めての再読である。それを終えてから「本論」を購入するつもりだ。無論お金のある人は下につり下げてある「合本」とよばれる愛蔵版を購入されることも自由である。但し寝ころんで読むにはお金の方も重そうではある。

参照:いつも熱く語られる吉本さん。:momouni.com:吉本隆明「心的現象論」:So-netブログ

心的現象論 (愛蔵版)

心的現象論 (愛蔵版)

*1:心的現象論は1965~1997年の32年間書き続けられた

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