風呂場猫のハタ織り このページをアンテナに追加 RSSフィード

2007-04-26-Thu 葬

otama-neko20070426

[] 孤児 23:17  孤児 - 風呂場猫のハタ織り を含むブックマーク はてなブックマーク -  孤児 - 風呂場猫のハタ織り  孤児 - 風呂場猫のハタ織り のブックマークコメント

父は今日、とうとうみなしごになってしまった。

17年前父を亡くし、そしてたった今、こんな雨降りの真夜中に母をなくし。


毛布、寝間着、下着、急須。薬入れ。

ワンボックスカーの後ろのトランクに祖母の遺品を積んで、わたしは葬儀屋のワゴン車に続く。ストレッチャーに乗せられた痩せこけた身体は、たぶんまだ暖かい。


バックミラーにオレンジ色のサーチライト。父のセダンが私の後ろを走る。

遠くで、声にならない嗚咽を聴いた気がした。

ParrishParrish2007/10/29 22:55私の父が母(私の祖母)を儚くしたときを思い出しました。
慟哭する兄弟のなかで、唇を引き結んでいた父の姿。
彼も人知れず泣いたのでしょうか。

otama-nekootama-neko2007/10/30 19:43Parrish さん。もう、あれから半年が過ぎたのだなと思います。そのひとのお気に入りだった縁側の座布団に秋の陽が差していました。のんびり屋の祖母は、いつものゆっくりした動作でごそごそと彼岸へ移っていったようです。

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