私は毎日すべての事がだんだん良くなる

2007-01-14

[] 「陥穽」ねぇ……もうコレっきゃないっす。 00:14  「陥穽」ねぇ……もうコレっきゃないっす。 - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる を含むブックマーク はてなブックマーク -  「陥穽」ねぇ……もうコレっきゃないっす。 - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる  「陥穽」ねぇ……もうコレっきゃないっす。 - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる のブックマークコメント

 

感性が歓声あげて慣性で陥穽に落っこちて閑静が完成……。

みんなココに落ちてこい〜(爆)。

 

 

 

★後輩の先輩は天然-01

 

最近、なんだかツキに見放されてるなぁと思っていた。

ふらりと寄った骨董市で、小さな七福神が並んでいたのを見つけた。

何となく心和んだので、多少値が張ったけれど「ゲンかつぎ」に買ってみた。

家に帰って並べてみたら6人しかいなかった。

やっぱり、これからもついてない気がした。

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-02

 

しこたま呑んで家路へ。

転勤先で歓迎会をしてくれた。

楽しい人たちに囲まれて、ついつい……

渋谷から新宿まで、方向が同じ部長と係長と一緒に帰った。

山手線に乗ったのは覚えている。

「池袋ですよ」と見知らぬおばさんに起こされた。

「すまへーん……」

降りたホームで気が付いた。

タイピンにチラシの裏紙が挟んであった。

『コイツを池袋で降ろしてあげてください』と、デカデカと書いてあった。

おばさん、どうもありがとう。

優しい部長と係長、どうもありがとう。

でも酔いが醒めたホームで、酒のせいではなく赤面……

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-03

 

しこたま呑んで家路へ。

いつも呑んで失敗するので早めに切り上げた。

大森から京浜東北線の北行に乗ると、珍しく座れたので速攻爆睡。

ちょうどいい頃に起きる予定だった。

 

ふと気が付くと降りるべき駅を出発したところだった。

(くっそぉ……しょうがない……つ、次で折り返す……ぞ……)

 

ふと気が付くと降りるべき駅を出発したところだった。

(ん? 景色が反対じゃん……しまった……大宮で折り返してしまったか……)

 

ふと気が付くと降りるべき駅を出発したところだった。

(あ……またやっちまった……どうやら蒲田で折り返したらしい……)

 

「お客さん……お客さん……終点ですよ」

鶴見で降ろされた。戻る電車は既に無かった。

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-04

 

買ってから一度も洗ったことのないカーペットを洗ってみようと思った。

お風呂に水を張って浸しておいた。

毛足に潜んでいた乾燥ワカメが戻されて、水面にぷかぷかと浮いていた。

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-05

 

急いでいた。

車に飛び乗ると同時に

思いっきりドアを閉めた。

頭はまだ車の中に入っていなかった。

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-06

 

遠出した帰りに渋滞にはまった。

ジリジリとしか進まないのでイライラしていた。

前にいた地元ナンバーの車がサッと路地に入ったので

(ジモティだけが知る裏道に違いないっ!)と、ついていった。

しばらくクネクネと走った後、地元ナンバーは自分の家の車庫に入ってしまった。

そこは、袋小路……。

(しまったっ!)

と思ってバックしようとしたら、後ろに4台ついてきていた。

動きが取れなくなった。

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-07

 

しこたま呑んで帰宅後、風呂へ直行。

湯船で寝てしまったラシイ……

ふと気がつくと、水風呂だった……

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-08

 

大掃除の仕上げにフロアコーティングをした。

奥の和室で乾くまで待機しているウチに居眠り。

電話が鳴っていたので飛び起きて廊下を走った。

足の裏がコーティングされてしまった。

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-09

 

ペペロンチーノを作った。

鷹の爪を刻んでいる時に、お行儀悪いのだけれどトイレにいった。

鷹の爪を扱った手で、滅多なトコロを触るものじゃないと知った……。

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-10

 

ワイヤレス・キーボードとマウスのセットを買った。

「有効到達距離4m」と書いてあったので、早速試してみた。

「おぉ! 届く届く! 動いてる!」

嬉しくなって4m離れたところにコタツを置き、

ネットサーフィンを始めることにした。

 

そこでハタと気がついた。

画面の文字がまったく見えないことに。

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-11

 

カップ麺を食べようと思った。

ポットからお湯を入れ……た。

何でこんなチョットしかお湯が無いんだぁ!

急いで水をポットに追加……

なかなか湧かない〜!

カップの中では無情にも刻々とふやけていく麺。。。

虚しい深夜の社内の出来事。

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-12

 

喫茶店でアイスコーヒーを。

その日は、「読み出したら止まらない本」を持っていた。

一瞬も本から眼を離したくなくて、

文字を追いながらアイスコーヒーを飲んでいた。

鼻にストローが刺さった……。

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-13

 

徹夜徹夜のハードワークが続くので

強壮ドリンクを買って来た。

頑張って頑張って仕事して

なんとか締め切りに間に合わせた。

これで眠れる!

と、自分へのご褒美に強壮ドリンクを飲んだら……

 

眠れなくなった。。。

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-14

 

某家電量販店で買物をした。

レジで支払いをしようとしたら

「お客さま! 大当たりです! 本日のお買い上げ商品、全て半額とさせていただきます!」と、ハンドベルがガランガランと鳴らされた。

すると店長さんがやって来て「おめでとうございます!」

続いて、店内放送で「お知らせ」が流れ、たくさんのお客さんが見物に集まってきた。

買ったものは単三乾電池四個パック一個だった。

ラッキーだったのか、アンラッキーだったのか……。

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-15

 

起きたら、頭が頭痛で痛かった。

具合が悪いから休ませてもらおうと会社に電話した。

「スミマセン、今日頭悪くて……」

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-16

 

ビールを買いにコンビニに行った。

ちょうど猫の誕生日だったので、

好物の猫缶を買ってあげることにした。

猫缶とビールを持ってレジへ……

レジのあんちゃん、僕の顔を見て一言。

「箸、いりますか?」

うぉいっ!

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-17

 

格式の高い、大切なお客さんのところに訪問した。

お茶うけに羊羹が出た。

甘いモノは、大の苦手だ。

残すと失礼になると思い、

敵討ちのような勢いで一口で退治した。

「あぁら、そんなにお好きなの?

 もうひとつどうぞ」

涙が出た。

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-18

 

今朝、ネットで占いをやった。

「仕事運」が ★★★★★ だった!

今日、仕事休みじゃん……

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-19

 

深夜放送のイタズラコーナーを聴いていた。

「トイレットペーパーを縦に裂いておく」というイタズラが気に入ったので、夜更かしをモノともせずに、一センチ幅で芯に届くまで丁寧にカットした。

翌日学校のトイレにしかけに行った。

ついでに用を足し、ペーパーホルダーに手を伸ばしたら…

既に縦に裂かれたペーパーがセットされていた。

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-20

 

しこたま呑んで帰宅……。

ウチは五階建てエレベーター無しアパートの四階。

一所懸命階段を上がり、ドアーを開けると、

見知らぬ人が現れて「どなた?」

そこは三階だった。

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-21

 

コインパーキングに車を停めた。

戻ってきて入り口脇の精算機でチェックすると3,800円。

やけに高いなぁ、こんなに長時間停めてたっけ? ……と思いつつ精算。

車に戻ると、バーが降りていたのは隣の車だった……。

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-22

 

彼女の家に遊びに行く約束をしていた。

途中でアクシデントがあって到着が遅れそうに……。

携帯を持っていなかったので公衆電話を探して走る走る!

やっとの思いで彼女の家に電話をかけた。

『ハァハァハァ……』

『イタズラやめてくださいっ!』

ガチャリッ! ツーツーツー……

 

何度かけても二度と出てもらえなかった……。

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-23

 

僕の彼女は天性の方向音痴。

「横浜駅の西口で待ち合わせね〜」

というと、東口で待っている。

「山手線外回りホームの一番前ね〜」

というと内回りホームの一番前に居る。

 

一番の問題は……

たまぁに間違えない時があるコトなのだ。

 

 ……後輩の先輩の「彼女」のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-24

 

彼女は、あまり化粧をしない。

「すっぴんでも可愛いね♪」と言おうとして

「すっぽんでも可愛いね♪」と言ってしまった。

彼女は丸顔……。

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-25

 

比較的空いている電車だった。

突然、隣に座ったオバサンが「ブッ!」と……

ナカナカの音が車内に響きわたり、乗客の視線が一斉に集まる。

すると、そのオバサン

僕の肩をバンッ! と叩いて一言。

「あらぁ! いいのよ、私ってコトにしといてあげる」

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

★後輩の先輩は天然-26

 

姉貴から

「出先で足を痛めたので駅までサンダル持ってきて」と電話があった。

先週末に買ったばかりの、姉貴お気に入りのサンダルを

ビニール袋に入れて家を出ようとしたら、お袋にゴミ出しを頼まれた。

ゴミを捨てつつ駅へ……。

改札で落ち合うやいなや、血相を変えた姉貴。

「アンタ、一体何しにきたのよ!」

いつの間にか、手ぶら。。。

 

 ……後輩の先輩のハナシです。

 

 

 

 

 

★無限会社「天然」-01

 

同僚の結婚式。

課長が媒酌人。

媒酌人挨拶。

「えー、本日はご両家のみなさま、明けましておめでとうございます」

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-02

 

同僚の結婚式。

係長が司会。

「ただいまから新郎新婦の入場でございます。

 新郎は真っ白なタキシード。

 新婦は真っ赤なカクテルグラスに身を包み……」

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-03

 

同僚の結婚式。

新郎の先輩が祝辞。

「新郎○○君、新婦●子さん、おめでとうございます」

 

『ぅおいっ! それは前の彼女の名前だっ!』

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-04

 

新入社員がやってきた。

勤務について間もないころ、部長あてに来客があった。

彼は、ガチガチにキンチョーした笑みを浮かべながら……

「何様ですか?」

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-05

 

新入社員は頑張っている。

大事な取引先の役員が、帰ろうとした時に書類を落としてしまった。

そのまま気付かずに出て行こうとしたので、

「落としましたよ」と言いたかったラシイ。

新入社員君、

「おとしですか?」

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-06

 

新入社員の電話応対修行は続く。

取引先の森さんに電話をかけた。

「えぇと、次は森さんか……」

ピポパピポ……

「モリモリ?」

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-07

 

部のみんなでキャンプに行った。

新人クンが「得意です!」と胸を張るので女性陣のテント張り担当に。

夜、気がつくとかなりの雨が降ってきた。

しばらくすると、僕のテントに女性陣が殺到。

「テント潰れちゃったぁ! 入れて入れて!」

一瞬「わぁい!」と喜んだのもつかの間、

豪雨の中へ押し出されてしまった僕は、

新人クンにテントの張り方講座初級編を行うこととなった。

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-08

 

係長の愚痴

 

「夕べさぁ……課長と係長連中とで呑みに行ったんだよ」

「そうらしいですね」

「それでさぁ……課長、またベロベロになっちゃってさぁ」

「お守り大変だったでしょう? お疲れさまでした」

「で、課長を駅まで送り届けてから、係長だけで二次会やろうってコトになったんだけどさぁ」

「愚痴り大会ですか?」

「いや、それがね。課長が懐に手を入れて『これで景気良く行ってこいっ!』って言ったワケさ」

「お! 珍しいじゃないですか」

「懐から何が出てきたと思う?」

「何だったんです?」

「割り箸……それも使用済み……」

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-09

 

係長の愚痴

 

「夕べさぁ……課長と呑みに行ったんだよ」

「いつもお付き合いお疲れさまです」

「それでさぁ……さっき課長に呼ばれて、何かな? と思ったら、別れたあと電車にカバン忘れたから、問い合わせ手伝ってくれって言うワケさ」

「また忘れ物したんすか? 懲りない人ですねぇ」

「いくつかの駅に電話したら、○○駅にカバンの忘れ物届いてるって言うんで、中身の確認したんだよ」

「どうせ、大したモノ入ってないんでしょ?」

「それがさぁ……駅員のヤツ、俺が忘れた本人だと堅く信じてて、大笑いしやんの……」

「一体何が……」

 

「……とっくり」

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-10

 

係長の愚痴

 

「さっきさぁ……

 課長とスケジュール調整してたんだよ」

「あぁ、新規プロジェクトのハナシですね?」

「それでさぁ……

 課長が『来週の火曜日は、何曜日だ?』って言うからさぁ……

 『来週の火曜日は、火曜日ですよ』って応えたらさぁ……

 『オマエ、おっかしいんじゃねぇか?』だって……」

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-11

 

係長の愚痴

 

「係長、どうしたんですか? その髪型。ずいぶんサッパリしましたねぇ」

「実はさぁ、昨日始めての床屋に行ったんだけどさ、そこの親父が『いつも通りで?』って聞いてきたんだよ。つい、『はい、お願いします』って言っちゃって……」

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-12

 

課長が初めて携帯を持った時のこと。

「おい、すげぇな。今の携帯って」

「いろいろ高機能ですからね」

「いやぁ、通勤途中に幼稚園の脇通るんだけどさ、ちゃんと園外って表示されるんだよ」

 

それ、圏外……。

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-13

 

エレベーターに乗ろうとしたら、入れ替わりに課長が降りてきた。

いつもと違って、ヤケにそそくさと去っていった。

中に入ると……

『やりやがったな! 課長っ!』

猛烈に臭くて涙が出そうになった。

目的階まで息を止めて、いざドアが開くと……

目の前には若い女性社員が三人!

冤罪が哀しくて涙が出そうになった。。。

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-14

 

部長が長期出張となった。

課長と真剣な表情で留守中の引き継ぎをやっていた。

たまたまそばを通りかかった時、聞こえてきたのは……

「毎朝、ベランダのアサガオに水をやってくれ……」

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-15

 

課長と、取引先に提案に出かけた。

先方は担当部長以下、そうそうたるメンバーがズラリ。

あがっちゃった課長。

提案に用意された時間が残り少なくなり、さらに舞い上がった。

「……この部分は、カツアゲさせていただきます」

『課長、割愛、割愛……』ボソッとフォローを入れたが遅かった。

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-16

 

バリバリ・キャリアウーマンの鑑、Mちゃんと提案に出かけた。

ひとしきり説明が終わり、堂々と最後の締めくくりを……

「……という理由で、このプロジェクトが失敗する恐れはミジンコのかけらもありません!」

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-17

 

バリバリ・キャリアウーマンの鑑、Mちゃんと提案に出かけた。

「このデータのきょんこは……」

『へ? 何それ? 根拠? ……』

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-18

 

バリバリ・キャリアウーマンの鑑、Mちゃんと提案に出かけた。

「……ですからダンコンの世代の……」

『Mちゃん! 団塊、ダンカイ!』

フォローなんてするヒマ無かった。。。

場内唖然当然呆然騒然。

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-19

 

課長がガラガラ声で出社してきた日。

 

Mちゃん

「課長ぉ。声ガラガラですねぇ……変声期?」

課長

「何言っでんだ! ガゼだよガゼッ! ごの歳で変声期があっでだばるが!」

Mちゃん

「おじいちゃんになるためにぃ……」

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-20

 

課長

「煙草吸ってもいいか?」

Mちゃん

「吸ってもいいけど、吐かないでくださいねっ!」

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-21

 

徹夜明け……

Mちゃんが元気に出勤してきた。

「おっはよーっ! あれ? また会社に泊まったの?」

「うん、わかる?」

「だって髭じゅう顔だらけだもん」

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-22

 

飛行船広告を打つことになり、

Mちゃんと一緒に出発を見送りに行くと、

運航会社の好意で一人乗せてくれるとのこと。

「せっかくだから、Mちゃん乗っておいでよ」

 

パイロット「失礼ながら体重を確認させてください」

Mちゃん 「えぇっとぉ……48kgくらいです」

パイロットさん、Mちゃんを眺めて一言

「あのぉ……ホントの事言ってくださいね」

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-23

 

カラオケは好きだ。

はっきり言って、歌い上げるバラード系では部内で右に出るものはないだろう。

ウチは課長以下全員でカラオケにでかけ、朝まで大騒ぎして、そのまま揃って出社する事も珍しくない。

僕が曲をエントリーし、マイクを持ってステージに立つと、照明が落とされスポットがあたる。

いい雰囲気でイントロに合わせて眼を閉じ、大きく息を吸い込んで……

 

いざ歌おうとしたトコロで曲が停められる……

このメンツでカラオケに行き、フルコーラス歌えた試しがない。

カラオケは嫌いだ。

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-24

 

社内で配置換えがあった。

社員総出でデスクや荷物の移動をした。

ある先輩の段ボールを運ぼうとしたら、

「トラウマ」と書いてあった。

運ぶのが怖くなった。

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

★無限会社「天然」-25

 

(これは取引先のオハナシです)

 

工具を買いにDIYセンターへ。

レジで精算する時に領収証を頼んだ。

「お名前は?」

「飛鳥で」

「アスカ……?」

「飛ぶ鳥と書いてアスカ」

「はい……」

領収証を見ると「小太り」と書いてあった。

 

 ……僕の会社の話ではありません。

 

 

 

 

 

■ [コンポラG]noon75氏と共有するテーマは『陥穽』。

http://c-u.g.hatena.ne.jp/namgen/20070127/1166241252

辰2007/01/15 00:34リイシュー、ご寛容ください。

h_cath_cat2007/01/31 09:56ネタバレしてからが人生や。あはは。長風呂も過ぎるとちんちんの芯までフヤケるでー。はよぉあがっといで。

辰2007/02/01 15:13★h_catさん
あはは、確かに人間開き直りが大事ですねぇ(笑)。
腹の底までふやけてしまう前に立ち上がらないとですねぇ。

2007-01-01

[] 17:49 2007-01-01 - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる を含むブックマーク 2007-01-01 - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる のブックマークコメント

 

  

 明けましておめでとうございます。

 

 本年もよろしくお願いします!

 

PacoGarciaPacoGarcia2007/01/01 08:06おめでとうございます。今年もよろしく♪

辰2007/01/01 10:35★ぱこさん
おめでとうございます!
江戸は素晴らしい天気ですよ〜
いい一年になる予感。今年もよろしくお願いします!

agricoagrico2007/01/01 18:27おめでとうございます。
こちらも雪の少ない正月です。いつも辰さんの物語楽しく読ませていただいています。今年もよろしく。

ao_lazwardao_lazward2007/01/01 22:57あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。辰さんの作品、楽しみにしています。

辰2007/01/01 23:02★agricoさん
おめでとうございます! 寒い寒いと思っても例年より暖かいラシイですね。心はいつでもあったかでいたいです。よろしくお願いします!

辰2007/01/01 23:03★蒼さん
おめでとうございます! いつも素敵な写真をありがとうございます。眼福眼福。よろしくお願いします!

otama-nekootama-neko2007/01/02 21:07辰さん、昨年はお世話になりました。今年も良い年にしましょう。そう、毎年進歩して、すべてのことがだんだん良くなっていくのだ!

辰2007/01/02 21:09★お玉さん
うんうん! よろしくお願いしま〜す!

2006-12-11『狼煙』について

tatsu_del_cielo20061211

[]「辰の言い訳(汗)」 02:53 「辰の言い訳(汗)」 - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる を含むブックマーク はてなブックマーク - 「辰の言い訳(汗)」 - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる 「辰の言い訳(汗)」 - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる のブックマークコメント

と、書きながらも僕は言い訳てぇヤツをしない人なので、潔くみなさんにバッサリやられます(笑)。


ただ、今回の参加が予想もしなかった展開だったので、そのあたりの「煽られ」も含めて綴っていこうと思います。


まず、きっかけはお玉さんの mixi の日記から『呪文』に出会ったことです。僕の評にも書いたのですが、ファーストシーンの美しさにしばし時を忘れ、その後は一気にお玉ワールドに絡め取られていました。正直言うと、まともにコメントするとえらく体力使いそうだったので、mixi にサラリと感想を書いただけなのだけれど、お玉さんから「コメント欲しい」と(笑)。

改めてもう一度『呪文』を読んでみると、所々「言い足りないんだろうなぁ感」を感じながらも、それが物語を破綻させているワケではなく、むしろ表現しつくせないもどかしさとなって、切なさをいや増している。

僕は勝手に「お玉さんはこれを書きながら(描きながら)、包容力への憧憬をファーストシーンに凝縮したに違いない」と思い込んでしまったのでした(笑)。

どこにも自分を満たしてくれる場所はない、今そばにいる男もすでに自分の知らない世界の住人になっている……そう「わたし」は思っているけれど、実は男も居場所を失っていたとしたら? 男も包容力を求めているのに見つからない諦念の中にいるとしたら? そんなふたりが共有する数時間を対比させてみたらどうだろう? それが最初の鏡への呟きのシーンとして顕れてきました。

僕が意識したのは「お玉さんの時間」に合わせるということだけ。あくまでもコメント(やたら長くて申し訳ないけど)のつもりだったので、お玉さんが感じ取ってくれればいいや、と軽いノリだったです。

コメント書きの所要時間は約一時間でした。


> namgen said

http://c-u.g.hatena.ne.jp/namgen/20061208

ある意味では(3/呪文:id:otama-neko への南無さんの評)でのミラー越しと言うことになり答えは出てるも同然である。


見事に看破されてます。かなわねぇなぁもう(笑)。


「お玉さんの時間」に合わせるということで、それ以前の男の「物語」は排除しました。返歌(返コメ?)であれば、そこは不用だからです。

ただ、驚いたことにいつの間にか『コンポラG 第1回ショート・ストーリィ』にエントリーされている!

こいつぁえれぇことになったぞぉ!


> BOBOBO said

http://c-u.g.hatena.ne.jp/BOBOBO/20061206

私だったら絶対しませんが彼女(お玉猫)と同じ土俵に上がったのは意欲的だったと思います。

まあ、ベタなアメリカ映画だったりしますと「中年男の危機感」はポルシェ911を買って解消します。


返コメなもんで、同じ土俵なんてもんじゃありませんって(苦笑)。それから日本の落ちぶれ冴えない男にポルシェ911なんて買えるはずもなく……そんなモンあったらすぐに売っぱらっちまうです(笑)。


> susibar said

http://c-u.g.hatena.ne.jp/susibar/20061205

アイテムのせいで、いまいち、男の落ちぶれ感が希薄になってしまった……


これはスミマセン。たまたま「プロシュート」にも魅き込まれてしまったものですから、ついついそこも突っ込んでしまい……。タネを明かすとですね、蘊蓄くさく書いた「プロシュート&パルミジャーノ・レッジャーノ」ってぇのは、ドトールのミラノサンドCセット(http://www.doutor.co.jp/service/dcs/dcs_menu.htm)なワケで(爆)。

お玉さんごめんなさい! 興醒めっすよね(笑)。


> deepred_9 said

http://c-u.g.hatena.ne.jp/deepred_9/20061209

「そして俺は/迎えてくれる暖かみなど/微塵も期待できない/西向きの部屋の灯りを叩き消して/ドアを開けた。」の部分、改行しなくてもいいのに……


なぜ、この文にこれほど改行を入れたのか、ご指摘を頂いてからよくよく考えてみました。

この男の血と汗と涙の染み込んだ部屋を出て行くときに、しかも複雑な想いを胸に抱いて昔の女に会いに行くときに、「滑らかさ」は無縁と思った……ラシイのです、書いた時は。

そもそも全体的に改行を多く使っています。これはこの男の無愛想さと無常観をそれで現せないかと思った……ラシイのです。

自分で捉えた映像は、文と同様にやはりブツブツと途切れ、過去の栄華のワンシーンがカットバックされる……そう、お玉さんのファーストシーンに呼応するように。


> puyop said

http://c-u.g.hatena.ne.jp/puyop/20061130

虚勢を張りたいのであるが、運気が下降傾向の男の、微妙な心の動きは良く出ていると思います。

人物の作り込みも、即興で、しかも結構短い時間にしては、ちゃんと出来ていて、それでいて、もけさん・・・いや、ここでは辰さんではない。


あ〜、なんでぷよさんにはこれが「もけ」だと判るんだぁ?

堪らんです(笑)。勘弁してくんないっ!


> PacoGarcia said

http://c-u.g.hatena.ne.jp/PacoGarcia/20061205

デコレーション過多の感は否めない。食傷してしまうのである。

また、主人公のキャラが「復活の狼煙」を上げようと目論む男にしては弱い気がする。男からは矜持というものを感じさせられなかったのだ。昔のオンナに縋りたくなる男が、果たして「復活の狼煙」など上げられるものだろうかと。むしろ過去のオンナを、再び立ち上がるための踏み台にしてやろう、くらいの鬼畜ぶりがあってもよかったのではないかと思うのは、あまりにも勝手であろうか。


やっぱりオーヴァーデコレイティヴはバレバレなようで(笑)。

「復活の狼煙」を上げようと目論んでいるというより、上げられないんだろうなぁと落ち込んでおり、矜恃はおろか鬼畜なんてぇものとは無縁もいいところ……そんな男にしたつもりです。

そっちに行くなら「きんぴか」的なピカレスク浪漫に行きたいところですね(笑)。


> h_cat said

http://c-u.g.hatena.ne.jp/h_cat/20061205

申し訳ないがダメ出しします。作者の女々しさと経験の乏しさが露呈している。頭の中だけで数々の恋愛をこねくりまわしているとこうなります、の見本。お利口そうな単語を羅列するだけでは伝わらない心情というものがある。北方ではないが『ソープに行け』と言いたくもなる。登場人物の一瞬を描くには、その人物の生きてきた背景を全て思い描くことが重要であると思う。思い上がりの偽詩的な文体・文字列に作者自身が酔っているかぎり、読み手には響かない。


さて、いきなり浴びた C_U の洗礼(笑)。

h_cat さんの眼には、僕がそんなに青臭く映っているのでしょうか。これでもそこそこ「熱い場面」はくぐってきているつもりなのですが(もっとも南無さんたちは鼻白むでしょうけれど)。今さらソープに行ってどーすんの? 的なところもあるし(笑)。あ、取材ならアリですね(笑)。

「お玉さんの時間」に合わせて「俺」の背景を追いやったためにそう思われたのかもしれません。ただ、今後その背景(過去)を描けるかどうかは自分でも不明です。僕にとっては、お玉さんの描く「わたし」と「俺」が共有した数時間だけを観ることができればそれで良かったので、悪しからずです。

昔はそれこそ小難しい単語や横文字を並べて酔っていた時期もありましたが、さすがに卒業したです。今は判りやすくてかつ綺麗な言葉を選ぶように心がけてはいますが、それがまだまだ消化不良なんでしょうか。

学ぶってぇのは、いつまでも果てしないものですね。


> otama-neko said

http://c-u.g.hatena.ne.jp/otama-neko/20061209

まるで返歌のようにこの文章をいただきました。……女目線とは違った視点に書き換えて、まったく異なる物語にして見せてくれたこと……推測ですが、辰さんはこの女の独白の中に作者である私の哀れさをみて同情をしたのではないでしょうか。そうして、女の救いになるような物語を考えつき、思わずコメント欄に貼付けてくれた。そんなふうに感じています。


同情というものは多く高所から見下ろすカタチになりがちです。僕はあくまでもお玉さんとは等質でありたいし、このやり取りを楽しむためにはそれは絶対条件でした。以前にもコメント欄でお玉さんの文章に応えたことがありましたが、その時とまったく同じです。

こうした文を書くのは僕的にはとても珍しいのだけれど、かえってそれがいい刺激になったです。

「俺」は、ある意味実在の人物かもしれません(笑)。



……と、『呪文』に絡め取られてから怒濤のような一時がようやく過ぎ去ろうとしています。

評をくださった方々、心からお礼を申し上げます。

また、僕の参加を認めていただいた C_U の寛さに感謝します。


ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします!

susibarsusibar2006/12/11 16:38なるほどなぁ・・・。チーズとハムからドトールの商品が連想できれば小市民的な雰囲気がただよってきますね。

辰2006/12/11 16:55★susibar さん。
意外とキザなヤツの裏を覗くと、ほとんどがこんなモンだったりするかもですね(笑)。
男ってぇヤツは虚勢の塊っすから(爆)。

otama-nekootama-neko2006/12/11 19:04この「呪文」という短いお話を書いてよかった!とここにきて思いました。ある意味私の私小説でもありますが、辰さんの「書きたい気持ち」に火をつけたのなら愉快です。みなさんの評への返事をひとつひとつ読ませていただいて、とても勉強になりました。こんなにも読み込んでもらえて幸せです。ありがとうございます。

辰2006/12/11 19:21★お玉さん。
およそ小説ってものは、どっかしら私小説になっちゃうものラシイです。僕も「俺」がまったくの他人とは思えないところがあり(笑)。
でもね? お玉さんは前っからホントに火ぃつけるのがうまいっす(爆)。
江戸っ子てぇのぁ簡単に燃えあがっちまうもんで。だから火消しなんてぇのが居たりする(違)。

2006-12-07C_U_G/ショート・ストーリィ合評会へ。

[]『約束』 Paco Garcia 16:50 『約束』 Paco Garcia - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる を含むブックマーク はてなブックマーク - 『約束』 Paco Garcia - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる 『約束』 Paco Garcia - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる のブックマークコメント

http://c-u.g.hatena.ne.jp/PacoGarcia/20061125


パコさんは、僕の好きな作家の一人です。

まぁ、お互い浅田次郎が好きだったり卵のゆで方にうるさかったりと、いくつか共通項があることも大きく影響していると思いますが(笑)。


それはさておき、「C_Uのみなさんの作品に対する(恐れ多くも)評てぇヤツを書かせていただきます@第一弾」です。


親子四代に渡って連綿と受け継がれてきた『努力に憾み勿りしか』。

これは言葉であると同時に絆であり魂なのでしょう。一雄の父がそうだったように、一雄もまたこの言葉に父を見、同様に圭太も父を見ている。この対比が、「陽が傾きつつある」京都の空を背景に、美しい情景を観せてくれました。

この絆の強さは、親子というカタチをとったソウルメイトの一つの姿でしょう。

一般に、親もまた子に育てられて親として成長していく訳ですが、その重要な一コマを「約束」は鮮やかに切り取ってくれました。


>「なんだか知らないけど、行かないと後悔するような気がするの。あなたがね」

この一行が一見あざといようでいて秀逸な仕掛けとなっており、包容力のあるラストを予感させてくれます。

そして、この言葉を一雄に届けた瑤子に、夫婦の愛と家庭の暖かさを感じます。

大きな子供を二人も抱えて大変ですね、瑤子さん(笑)。


>大丸でライスカレー食べよな

>父が伸ばした手を私の肩に置いた。懐かしい匂いのする手から暖かい何かが流れ込んできたような気がした。

こんなところに浅田次郎が顔を覗かせているですね(笑)。

でも、きっちりとパコ語になっているところは流石。


>「まあ慌てることもないか。俺は俺で『努力に憾み勿りしか』を忘れんかったらええんや。なあ、おやじ」

夕陽に照らされた気持ちのいい笑顔がアップになる、奇麗なラストシーンです。

でも、実際このような会話のできる親子が今の世の中にどれほど居るのだろうか……。

しばし、切ないニュースばかりの今日この頃を思い、考えさせられてしまった読後の余韻でした。


最後に

パコさんって、ホントに「人」が好きなんですね。



好き度 ☆☆☆☆★

映像度 ☆☆☆☆★






[]『うちの晩ご飯』  susibar 21:10 『うちの晩ご飯』  susibar - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる を含むブックマーク はてなブックマーク - 『うちの晩ご飯』  susibar - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる 『うちの晩ご飯』  susibar - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる のブックマークコメント

http://c-u.g.hatena.ne.jp/susibar/20061127


「C_Uのみなさんの作品に対する(恐れ多くも)評てぇヤツを書かせていただきます@第二弾」です。


susibar さん宛てにコトバを綴るのは初めてですね。

よろしくお願いします。

僕が知る範囲の susibarさん像は、幅広くて柔軟な吸収力を持ち、エネルギッシュな人という印象です。つい先日まで、susibarさんはもっと若い方だと勝手に思っていたんです。失礼しました。


『うちの晩ご飯』は、今まで読ませていただいた中では二番目に好きな作品です。

一幕一場という限られた範囲で展開される家族模様に、やはり現代の切ない世相がかぶってきました。


「ぼく」は、とても優しい子ですね。

表現手法からすると、小学校3〜4年生といった設定でしょうか。一番身近な存在である家族に対する気遣いから、日々相当な抑圧の中にいるのでしょう。恐らく学校でも「良い子でいなくちゃ」というところから一瞬も離れることはできない子なんだと感じます。

どうか素直に育って欲しいと願いながら読み終えました。



コロッケ、心置きなくゆっくり味わって食べたいよね?

気兼ねなくテレビ見たいよね?


家族に気を遣うあまり、面白そうなテレビの内容を把握することもできず音声から断片的な情報を得るだけ。

h_cat さんが指摘したように、初めはテレビの中の世界との絡みを見たいと思いましたが、そうしなかったところが susibar さんの創り上げた「ぼく」の切なさ(自身、それに気づいているかどうかは別として)が際立ってきた大きな要因だと思うのです。


>「おいしいかい?」

 おばあちゃんが言った。

 「おいしいよ」

 と、ぼくは答える。

 いつも、そう答える。


このやり取りは尾を引きますね。淡々とした抑揚のない表情とどこか虚ろな瞳が見えます。「ぼく」は、真正面から人と向き合うことができるのでしょうか。10年後の「ぼく」に会ってみたい気がします。その10年後の「ぼく」も、ぜひ一幕一場の中に居て欲しいですね。

映像化するとしたら監督の捉え方次第で、「ぼく」の心象風景を反映した恐ろしく迫力のある画になるか、淡々とクールに世相を皮肉る画にのどちらかになるんでしょうね。

果たして susibar さんの狙いは?



ところで

susibar さんとは、某アンダーグラウンドなサイトで擦れ違ったことがあるような、そんなニオイがしました(笑)。



好き度 ☆☆☆☆★

映像度 ☆☆☆☆☆






[]『旗振り』  deepred_9 00:38 『旗振り』  deepred_9 - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる を含むブックマーク はてなブックマーク - 『旗振り』  deepred_9 - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる 『旗振り』  deepred_9 - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる のブックマークコメント

http://c-u.g.hatena.ne.jp/deepred_9/20061129


「C_Uのみなさんの作品に対する(恐れ多くも)評てぇヤツを書かせていただきます@第三弾」です。


deepred_9 さん、こんにちは。

初めまして、よろしくお願いします。


骨太で濃いC_Uの中にあって、常に柔らかな風を感じるのが deepred_9 さんのエリアだと思うのです。正直言うと、ホッとするワケで(笑)。

ただ、今回はパコさんの『約束』、susibar さんの『うちの晩ご飯』と読み継いだ後だったので、「交差点」「小学生(低学年)」というキーワードにC_Uっぽさを感じ、「何だかヤバそうな展開になっちゃうのかなぁ」と若干ドキドキしながら読むというバイアスのかかった状態だったので、安堵しつつも物足りなさを覚えてしまったです(スミマセン)。

随所に表れる細かい描写に、かなり視覚を助けられました。僕がこの作品を読んでいる時は「子供の目の高さ」で画面を覗いており、不思議なことに主人公である「僕」の姿は胸から上は映っていませんでした。

読了後によくよく考えてみると、「僕」が「ゆりちゃん」や「名前は…忘れたクン」、その他の子供たちを観察しながら、時折自分の小学生の頃をかぶらせ「共感」しているからだという事に思い至りました。

とりもなおさずそれは、大人目線では「とても小さな他愛もないこと」が、子供にとっては大問題である事実を思い出させてくれたという事です。

つまり、この作品は何でもないありふれた日常を「僕」の視点を借りながら、実は「子供の無邪気な残酷さ(著作権はぷよさん)」の断片を描いたと言っていいのではないでしょうか。

ラストシーンで、飛びっきりの笑顔で「僕」に抱きついてきた「ゆりちゃん」と、恐らくは泣きそうな硬直顔の「健司くん」が対比されていますが、このワンカットのために細かい描写を畳み掛けてきたのでは? と感じました。

この手法を煮詰めていけば、相当味わい深いものになるんじゃないかと気づかせてもらっちゃったワケです。


ご馳走様な一編でした。

ありがとうございます。



少し深読みしすぎ?(笑)。



好き度 ☆☆☆★★

映像度 ☆☆☆☆★






[]『塒(ねぐら)』 BOBOBO 00:53 『塒(ねぐら)』 BOBOBO - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる を含むブックマーク はてなブックマーク - 『塒(ねぐら)』 BOBOBO - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる 『塒(ねぐら)』 BOBOBO - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる のブックマークコメント

http://c-u.g.hatena.ne.jp/BOBOBO/20061130


「C_Uのみなさんの作品に対する(恐れ多くも)評てぇヤツを書かせていただきます@第四弾」です。


BOBOBOさん、こんにちは。

『アノマロカリス』の李参堂さんですよね?

あの時は、圧倒されました。


C_Uの中で、BOBOBOさんの存在は異彩を放っていると感じています。

なんとなく島田荘司のようなニオイのするところもありますが(似ているといった意味じゃないですよ?)、何よりも「博覧強記」といった印象が強いBOBOBOさん。


『塒(ねぐら)』は難しい作品でした。

営団地下鉄日比谷線は、南西は東急東横線、北は東武伊勢崎線と相互乗り入れしている長い路線です。『塒(ねぐら)』の中にも現れてきますが、これほど沿線の様子と乗客の層がガラリガラリと変化していく路線はナカナカありません。その特性を敢えて舞台として選んだことに、まず脱帽です。この路線が舞台だからこそ、無関心で乾燥している都会と、無遠慮に干渉する部分も含めて人肌を感じさせる田園風景とが自然に繋がったのだと思います。

BOBOBOさんは伏線の張り方が特徴的で、一見「関係あるのかな?」と思わせるエピソードがちゃんと要所要所で効いてくる。モノローグの手法が絶妙な相乗効果をあげているのでしょう。


また、一つひとつの言葉を吟味しているのを感じますが、特に章のタイトルが上手いですね。個人的には、冒頭の「-悲鳴-」と中盤の「-狸-」は、もう少し工夫してくれると面白さが増したかな? と感じましたが、「-呪縛-」は秀逸ですね。ここに登場するすべての人物が、それぞれあるものに「縛られている」ことを想起させてくれます。そして『その言葉を聞いた人々はおおむね彼女が望む通りの行動をとった。』という呪縛に、『車内はいつもと変わらない様子になって』しまう。

もうひとつの秀逸、「-街(まち)-」。

『昔は低地で湿地帯だった筈』の「○○山(ヤマ)」にあった『塒(ねぐら)』が、『横文字の名前が付いた住宅街』に埋もれてしまっている。昔はここが街になるなんて誰も(狸も)思いもよらなかったんでしょう。

そのことに対して何の想いも感慨も表さず、淡々と自転車を走らせる「僕」。そして「僕」が帰る場所は、また少しずつ『役割を失って』いき、無関心で乾燥した都会の環の中にいずれ埋もれていってしまうのでしょう。

余計な事を語らず、落ちを敢えて曖昧にしたところに、あれこれと現代へのアイロニカルな「眼」を強く感じた作品です。


圧倒が増えちゃって困ったですよ(笑)。

これから、改めてよろしくお願いします。



好き度 ☆☆☆★★

映像度 ☆☆☆☆★






[]『善なる人々』 namgen 01:56 『善なる人々』 namgen - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる を含むブックマーク はてなブックマーク - 『善なる人々』 namgen - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる 『善なる人々』 namgen - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる のブックマークコメント

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「C_Uのみなさんの作品に対する(恐れ多くも)評てぇヤツを書かせていただきます@第五弾」です。

お玉さんのは最後に書くのでここでは飛ばします(笑)。


南無さん、このたびはお招きありがとうございます。

ただでさえ刺激満載の日々に、さらにスピード感たっぷりの刺激をガッツリ増やしていただき感謝してます(爆)。

goo BLOG がスタートした頃、南無さんは常にトップランカーでしたね。毎日必ずお邪魔してましたっけ。いろんな勉強をさせていただきました。


今回の『コンポラG第1回ショート・ストーリィ』の仕掛け(縛り)は、実は南無さんがぷよさんの作品の中の「ぎゃあっ」という言葉に魅き込まれ、「ついでにみんなを巻き込んじまえ!」と、確信犯的に企んだのではないか? と邪推しています(笑)。

だって、嵌りすぎ。でも、相変わらずの南無さん節顕在で嬉しかったですよ。『善なる人々』というタイトルも南無さんならではですね。


事細かな設定に読み手の眼が雁字搦めに固定されてしまうのは南無さんのうまさです。誰が読んでも細部までまったく同じ映像が視えてしまうはず。音も色もアングルも寸分違わぬ映像が。

恐らく南無さんは何事もキッチリしないと気が済まない性分なんじゃないですか?

「ぎゃあっ」という声が二人にかぶっているところは、流石と唸ってしまいました。恐らく、ここに書かれていないところでは、他の登場人物も「ぎゃあっ」と叫ぶ場面があるような……。


『善なる人々』は、個人的にはやはり長編で読みたいですね。それぞれの登場人物目線で重層的に書いて貰えたら嬉しいなぁ。時々覗く説明チックな描写も、長編になればもっとスマートな描写にできることでしょうし。特に鬼頭をもっともっと観たいです……というのは我が侭な望みでしょうか?



しかし、みんなパワフルですよね。魅力的な人ばかりだし。これも南無さんのオーラのせいに違いない。

僕もそのオーラの一欠片を浴びさせていただきたく(笑)。

改めてこれからもよろしくお願いします。



好き度 ☆☆☆☆★

映像度 ☆☆☆☆★






[]『殺意の谷』  h_cat 15:26 『殺意の谷』  h_cat - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる を含むブックマーク はてなブックマーク - 『殺意の谷』  h_cat - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる 『殺意の谷』  h_cat - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる のブックマークコメント

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「C_Uのみなさんの作品に対する(恐れ多くも)評てぇヤツを書かせていただきます@第六弾」です。


h_catさん、まず番外編の『狼煙』に真っ先に評をいただき、ありがとうございます。

今までは擦れ違うようなご縁でしたが、改めてお世話になります。

よろしくお願いします。



『殺意の谷』というタイトル、「短い悲鳴を残して少女は谷底に消えた。」を含むサスペンスフルな一行目……これでこの作品の中身は決定づけられています。「小説というものは最初の一行で決まり、最後の一行で締まる」と言いますが、まさしくそれを地でいったような作品でした。


読み進めながら、現実に起こったあるいたましい事件がかぶってきましたが、後から『アガスティアの葉に火をつけろ。』にお邪魔して納得しました。こういう設定は難しいですよね。ある程度感情を抑えていかないと現実に引きずられて破綻しかねないと思うのです。その点、淡々と綴りながらも細かい描写を重ねていくことで、スリリングさを際だたせているところは「ただもんじゃない」と感じました。


「ただいまぁ!お留守番ありがとねぇ!」という一言が何らかの対比があることを暗示してくれたため、あまりブレることなく一気に読むことができました。

ただ、「真希子」と「彩音の母」の書き分けの工夫があるとシーンごとの空気感がもっと明確になったと思います。名前の無い「彩音の母」の部分は徹底的に三人称で綴るか、あるいはもっと切迫し分裂した表現にしていくか、などによってこの対比が際だってくるのではないでしょうか。


「最後の曲がり角の公園の前に来た時、男の子がひとりで歩いているのが見えた。あれはたしか、裕太君だ。どうしたんだろうこんな時間に。」

個人的には、ここは「裕太君」ではなく「裕太」と切り捨てるようにすることで、平和な家庭や社会に向けての「切れたこころ」を表現することもできたのでは? と思います。


いずれにしても映像的には一級品のサスペンスドラマを観ているような、そんな気にさせてくれました。

全体を通して細かい部分まで丁寧に描写することで上滑りせず重みのある作品になっていますし、h_catさんも納得するまで書いてみたいとの事なので、より迫力のあるものとなって再び読むことができるのでしょう。

今からそれが楽しみです。



好き度 ☆☆☆★★

映像度 ☆☆☆☆★






[]『ブチコ』 puyop 16:18 『ブチコ』 puyop - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる を含むブックマーク はてなブックマーク - 『ブチコ』 puyop - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる 『ブチコ』 puyop - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる のブックマークコメント

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「C_Uのみなさんの作品に対する(恐れ多くも)評てぇヤツを書かせていただきます@第七弾」です。


ぷよさんはズルイ(笑)。

こういうものに対して冷静に評を書けるほど僕はドライじゃないし。

ただ、ひとつだけ……


「そして、場面は冒頭に戻る。」

「だが、それでは話は終らなかった。」


この二行は余計です。

時間が無かったんでしょうね。それは判るけれど、ぷよさんならきっちり書けるはず。

この二行のひっかかりが、気になっちゃいました。


あ、もうひとつ。


「どこか遠くで、猫の声がした。」


これが一番ズルイ一行です(笑)。




ぷよさん、いつもありがとうございます。



好き度 ☆☆☆☆☆

映像度 ☆☆☆☆★






[]『呪文』 otama-neko 19:11 『呪文』 otama-neko - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる を含むブックマーク はてなブックマーク - 『呪文』 otama-neko - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる 『呪文』 otama-neko - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる のブックマークコメント

http://c-u.g.hatena.ne.jp/otama-neko/20061130


「C_Uのみなさんの作品に対する(恐れ多くも)評てぇヤツを書かせていただきます@ラスト」です。


『呪文』にはまったく見事に釣られました(爆)。

まさか、C_Uに嵌ってしまうとは(笑)。


まず、お玉さんの描く空気が好きなんです。

いつも微風と匂いを感じるんです。

『呪文』は、そのタイトルに「暗示」を感じながらも、ファーストシーンのあまりの美しさにしばし呆となりました。この「一枚の風景」は、本編を読むにつれ要所要所でカットバックされます。ワインのラベル越し、男の肩越し、カウンターの灯り、総菜売り場で硬直した背景、AVの画面の向こう……そして「わたしの中の獣」の心象風景の一片として。

この絵は、そのリリカルさが「わたし」の切なさや羨望や欲求と対比され、その都度「わたし」と「絵」とのギャップを想起させてしまう。

ラストカットは「赤い液体を口にはこび」……そこにゆるやかにオーヴァーラップしてくるこの絵。

それが見えた時に「あぁまたやられたな」と感じたワケです。お玉さんが意識したかどうかは別として、僕は勝手にそういう映像の『呪文』に絡め取られていました。

これは、お玉さんの絵の凄さを僕が知っていることと、映像屋だった僕の特殊な目線だからなのかもしれません。


お玉さんの mixi のコメントにも書いたのですが、こういうのって女性にしか描けないと思うのです。

そして、やけに鋭敏なシズル感と、お玉さんらしい匂いたつような流れがリアルすぎて、女の生々しさに気づかされた感があります。ただ、お玉さん自身は恐らくまだまだ抑制しているのでは?

書きたいことはもっとたくさんあるのに、どう表現したらいいのだろう? といった躊躇いが垣間見えた気がします。


「辰」が、思わず今まで使ったことのない筆をとってしまったのは、あまりにリアルな『呪文』に触れてしまったからなのだと、今にして思うのです。



好き度 ☆☆☆☆☆

映像度 ☆☆☆☆☆

(この「満天の星」は、今回僕に向けて放たれた起爆剤としての+αも含めて)




[]C_Uのみなさんの作品に対する(恐れ多くも)評てぇヤツ 19:11 C_Uのみなさんの作品に対する(恐れ多くも)評てぇヤツ - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる を含むブックマーク はてなブックマーク - C_Uのみなさんの作品に対する(恐れ多くも)評てぇヤツ - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる C_Uのみなさんの作品に対する(恐れ多くも)評てぇヤツ - 私は毎日すべての事がだんだん良くなる のブックマークコメント


みなさんお気づきと思いますが、僕は文章を映像として観てしまいます。映像として観るに耐えないものも世の中にはたくさんありますが、良くできた文章は映像化しても充分に訴求力があり、人の心を揺らすことができるものです。

今回の経験は、短期間にいい映像をたくさん観せてもらうことができ、その点でも刺激的でした。

あくまでも商業主義に走らず、やりたいことをやり尽くす……「本物」を目指す、C_Uならではの「掟」に意気を感じ、参加させていただいたことに改めて感謝します。

ありがとうございました。


追記:

表記上の問題なのですが、web上の表現であっても書籍等平面の暗黙の了解的決めごとに則ってはどうでしょう? これは編集者が長年の経験値によって積み上げてきた「読みやすさ」への一つのカタチです。公募などで選考する場合、そうした細かいところを気にする選者も居るということもあるので、表現上の拘泥わりに影響がないのであれば、意識しておいて損はないと考えますが。


例えば……


●「?」「!」の後は一マス空け

 「政恵!はよ来て!」 → 「政恵! はよ来て!」


●「」中の文末は句読点を省く

 「お前、ホンマに賢いんやねぇ。」 → 「お前、ホンマに賢いんやねぇ」


●三点リーダーの表記は…の複数使用

 「ブチ・・・コ、あんた、戻って来たん?」 → 「ブチ……コ、あんた、戻って来たん?」


●アラビア数字、英文字が二桁以上の場合は半角に


その他いくつかありますが、web的には以上数点を意識するだけでも良いかと思います。

例題にぷよさんの『ブチコ』をお借りしました、勝手にすみません。



なんて偉そうなコトを言いながら、次回「辰の言い訳(汗)」に続く……。

PacoGarciaPacoGarcia2006/12/07 21:00ありがたいお言葉。沁みるです。しかしtatsuさんに見抜かれた通り、浅田次郎が入ってます。ついでに言うと北方謙三様も。どうしてもそこから逃れられないのが私の悩みでもあるわけで。次作はもう一歩進んだものを書きたいです。今の世の中であり得ないような物語を、あるかも知れないと思わせるようなところまで書き込みたいと思っています。お仕事とてつもなく忙しい中、丁寧な評をしていただきありがとうございました。
あ。人、好きですよ。大好きです。それが幻想だとしても、いえ、幻想だからこそ「善なるもの」を描き続けたいと思っています。
ありがとう。

辰2006/12/07 21:22★パコさん
>今の世の中であり得ないような物語を、あるかも知れないと思わせるようなところまで書き込みたいと思っています。

それ、僕もですよ〜。
この間、会えなかったのが何とも残念っすねぇ。
パコさんとは話が尽きない、そんな気がしてなりません。
オールだオール!(爆)

susibarsusibar2006/12/08 10:35非常に深く読んでいただいて、まずそれに感謝します。
10年後、この少年は勉強させられた成果が出て大学に合格し、一人暮らしを始めて、そこでまわりの友達の生活環境と自分のおかれていた環境のギャップに驚き、幼児期におさえつけられていた幼児性が爆発し、現在に至るわけですが、やはり植えつけられた「いい子でいないといけない」という呪縛が、彼の人生最大の選択ミスをおかすことになります。

あと、某アングラサイト・・・・いくつか思いつくのですが・・・どこでしょうかね?(笑)

辰2006/12/08 12:54★susibar さん。
どもども〜
ぜひ後日談をご紹介ください。舞ってます。

>いくつか思いつくのですが・・・

わはは〜
ではでは、いずれまた改めていつかきっとそのうちに語りましょうか(笑)。

deepred_9deepred_92006/12/10 01:38深読みしすぎなんてとんでもないです。ありがとうございます。なんだかとってももったいない評をいただきました。
未熟者ですが、よろしくお願いいたします。

辰2006/12/10 02:00★deepred_9 さん。
もったいないなんて(笑)。
ゆるゆるとやっていきますので、よろしくお願いします。

namgennamgen2006/12/10 14:31ども、辰っちゃん。
ようやく、コンポラGに馴染んできたようですね。ここで初めての江戸っ子の参加じゃないでしょうか。これで、メンバーの出身地や居住地を鑑みると南は九州から四国、近畿、東海、北陸、関東、東北、北海道まで網羅したかな。コンポラGの日本制覇が近づいているというわけです。この度は色々戸惑われたのではないかと思っていますが、さすが、江戸っ子ですね。ポーンッと飛び込んで貰えて嬉しいです。様々な地方の土着性や大都市をも包括した思想性を醸し出しながらこのグループは動いていくのだと思いますね。
早速ですが、私の作品に対しての読み込み有り難う御座います。また、「被り」を取りあげて頂いて嬉しかったです。原文は4重の被りがあったのですが「ショート・ストーリィ」としての制約を超えていってしまったので困った末のやりっ放し仕事になっちまいました。いつか構成編集してみたいと思っております。「被り」はすでに未完の「黄泉の男」で試していこうと既に構想は練られています。それをちょっと今回試してみたのです。時間性の超越というものが自分を捉えて離さないのです。
ここコンポラGは様々なジャンルの方が集まりワイワイ、ワッショイとやっていきたいと思っています。その人の得意とするものを徹底的に「実験」するということが大切ではないかと思っています。冒険心や実験魂をもって臨もうというわけです。そういう中で本体のC-Uへ架橋してゆくみたいな事を考えています。
今回無理を言ってスミマセンでした。

辰2006/12/10 15:34南無さん。
いえいえ、南無さん始めC_Uのみなさんとこんなに濃いお付き合いができるようになるとは思っていませんでしたので、素直に嬉しいです。
いやぁ、でも脳みそぐじゅぐじゅになりそうっす(爆)。

h_cath_cat2006/12/10 18:18あらためまして。宜しくお願いします。今回の作品では、彩音の母親に名前さえ授けてやりたくなかったという差別的な思いがありました。と同時に相反して名前をつけないことで『誰であってもおかしくない』という思いを伝えたかったというのもありました。その辺りが物語の中で描ききれてなかった甘さがありますね。御指摘の『「裕太君」ではなく「裕太」と切り捨てる』ですが、ここは私も考えたところです。私はおそらく畠山鈴香そのものを描こうとしていたのではなく、どこにでもいる母親の中の一人を描きたかったのです。その辺も書き足りなかったところ。もっと時間をかけて書き込んで、いつか読んでいただけるよう努力します。ありがとうございました。

辰2006/12/10 19:14★h_cat さん。
>『誰であってもおかしくない』
これは充分に伝わってきたです。重く。
世の中、どうにも切ないですよね。ぜひまた力作を読ませてください。思いっ切り勉強させていただきます!

otama-nekootama-neko2006/12/10 20:58
すごい評論です。驚いています。
他のメンバーの評も読んで、ため息が出ました。
こうして、じっくり読んでもらえることの嬉しさをつくづく噛み締めています。

辰さんは、映像の人なのですね。なるほどと思いました。

最初の風景描写は、この女がどんなに渇望しても得られないものの象徴として置いたものです。
考えた末に最初に置いたのは、それを読み手に印象づけたかったからです。
暗示がそのように伝わっているとしたら、すごいなと思います。

今回、イメージを呼び起こすために、鉛筆でラフな絵コンテを描きました。
壁に張って眺めながら物語を作っていったんです。
人物と、ビデオの女、カウンターの配置、ホテルの部屋と、キッチンです。
最初の段階では、もっと説明的な情景描写が多かったのですが、
推敲の過程で余計だと思われる箇所を全体の三分の一程度削除して、整理しました。
文章を書き慣れている人は、きっと頭にそういう図ができているのでしょうね。
不器用なりにもがきましたが、すごくいい勉強になったと思います。

それにしても、こんなに読み込んでいただけるなんて!
書くものとして嬉しいです。

辰さん、ありがとうございました。

辰2006/12/10 22:27★お玉さん。
いや、そんなに言われると浮きそうです(笑)。
>イメージを呼び起こすために、鉛筆でラフな絵コンテを描きました。
これは素晴らしいコトですね。その絵をすべて文字に置き換えることができたら、間違いなくもの凄いことになるはずです。
楽しみ〜!

puyoppuyop2006/12/10 23:33まいどっす!
>こういうものに対して冷静に評を書けるほど僕はドライじゃないし。

えーっ!期待していたのに。^^
今度飲むときに、ひとつキビシー意見お聞かせください^^

ただ、ひとつだけ……

>この二行は余計です。

h_catさんにも指摘されました。^^;
今、思いだしたんですけど、実際、そこで自分自身が、さてどうしようと息をついた箇所なんですよね。
最初の箇所は、もう何度か奇跡の生還(?)をさせるかどうかで、後の箇所は、締めをどの位で終らせるかで。

悩みが文章に残っていちゃ、イカンですね。^^;
まだまだ、がんばります。

>あ、もうひとつ。
>
>「どこか遠くで、猫の声がした。」
>
>これが一番ズルイ一行です(笑)。

あははは、ちょっち安直でしたか?^^;
どうしても、もう一段、下げが欲しくて書いてしまいました。

落語の「お後がよろしいようで」、遠野の昔語りの「どっとはらい」みたいなもんです。(違う?

あと、
>表記上の問題なのですが、web上の表現であっても書籍等平面の暗黙の了解的決めごとに則ってはどうでしょう?
につきましては、私もちょっと考えていた話なので、次回から考えたいと思います。

コメントありがとうございました。^^/

辰2006/12/11 00:02★ぷよさん。
えーっ! 期待していたの?(笑)。
>ちょっち安直でしたか?
いや、この一行に涙が増えちまったんです。
だから、ズルイと(笑)。
効き過ぎのラストです。堪りませんって。

BOBOBOBOBOBO2006/12/11 22:45そうです。李参堂です。
作品以上の解説を頂き誠に恐縮です。

「塒」の舞台はかつて「毛野国」(けのくに)などと呼ばれておりまして、それが「BOBOBO」に
に繋がるものと、思って下さって結構です。
(いや、無理に思わなくてもいいですよ。)

ともあれ「東武伊勢崎線」の本質を御存知の方が
読んで下さった事は望外の喜びです。
(アノマロカリスの海を読んで頂いた事も。)

ありがとうございました。

辰2006/12/11 23:56★BOBOBO さん。
「毛野国= BOBOBO さん」と……
しっかり記憶しておきます(笑)。
BOBOBO さんの作品を読むときは、ヨシッと気合い入れてからじゃないと読めないんですよ。それほどチカラ強い存在感です。
こちらこそありがとうございました。
これから改めてよろしくお願いします!